ゲストアシスタンスカードとは?悪用が多いって本当? [ゲストアシスタンスカード]
ディズニーに住みたいくらいディズニー大好きのルナです!
今日のテーマは、「ゲストアシスタンスカードとは?悪用が多いって本当?」です。
いつもこのブログを読んでいただきまして、ありがとうございます!
あれは、ちょうど5年前、もうすぐ娘が生まれる9月上旬のことでした。
赤ちゃんが生まれたらしばらくの間はどこにも行けないだろうと、その年の6月にUSJに、そして9月にディズニーランドホテルに2泊3日して、東西の2大テーマパークを心置きなく楽しもうと思ったのですね。
ディズニーランドホテルに泊まった時はお腹がかなり大きくなっていて、夫は「生まれたらどうするの?」と心配していました。
1日目はランドで遊んでホテルで食事をし、お風呂に入りパジャマに着替えようとしたのですね。そうしたら、お腹がきつくてとても着られない。無理に着たら自分だけでなく、赤ちゃんにも悪い。夫がゴムを必死に伸ばそうとしましたが、うまくいかない。
それで、ホスピタリティーの高いディズニーだったら、ホテルでもお腹に赤ちゃんがいる女性のことを考えて妊婦用のパジャマの用意があるのではないかと思い、フロントに聞いてみたところ、それはないとの返事。
私のように、安定期に入ってかなりお腹が大きくなってからディズニーに来るゲストも結構いるはずですし(現にいました)、ホテル側だって当然その認識があってしかるべきだと、ホテルの責任者に夫が掛け合ってくれたのですが、あまり誠意のある応対はなく、ピンときていない感じで、非常に残念な思いをしました。
結局、パジャマは着ないで寝ることに。9月上旬だったからまだよかったものの、寒い冬だったらお腹や足が冷えてしまいますよね。お腹の赤ちゃんにもダメージを与えてしまうかもしれません。
もしもディズニーのホテルが妊婦用のゆったりしたパジャマを用意してくれていたら、「さすがディズニー!」と大いに感動したかもしれません。それがなかったことに失望しました。
でも、他の点では「さすがディズニー!」と感心したことがあるのですね。それは、"ゲストアシスタンスカード"です。利用したことのない人は、「えっ、何それ?」って思われるかもしれません。当時の私のように妊娠している人にとっては大変にありがたいものです。また、その悪用が多いっていう噂もありますが、本当でしょうか。
そこで今回は、「ゲストアシスタンスカードとは?悪用が多いって本当?」と題してお届けしたいと思います。どうぞ最後までお付き合いくださいね。
《追記》
上記パジャマの件について、多数の方からお叱りの言葉を頂戴しました。確かに、いくらホスピタリティーの高いディズニーだからといって、そこまで要求するのは行き過ぎであり、本来、自分で用意していくか、事前に電話して確かめるべきでした。私たちの間違いでした。不快な思いをさせてしまって、大変申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。
これ以外にも何か間違いを犯していることがあるかもしれませんので、お気づきの点がありましたら教えていただけると幸いです。
これからも、少しずつですが、みなさまのお役に立てるようなブログを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
5年前の私のように赤ちゃんがお腹の中にいたり、体に障害を持っていたりする人だって、ディズニーランドやディズニーシーを楽しみたいですよね?もちろん、無理のない範囲、他のゲストの方に迷惑をかけない範囲ですが、許されていいのではないでしょうか。
でも、人気のアトラクションには大変な人数が行列をなしています。待ち時間は2、3時間なんていうのはザラ。特に、トイストーリー・マニア(以下略してトイマニと言いますね)の待ち時間はその倍くらいで、ファストパスも開園1時間以内になくなってしまいます。
トイマニのような超人気アトラクションの待ち時間が6時間なんて、普通の人だってすごく大変ですよね?お腹に赤ちゃんがいる、体に障害がある人だったら、なおさら大変で、その間行列に並んで待ち続けるなんておよそ不可能です。諦めるしかなくなる。
そこで、救ってくれるのがゲストアシスタンスカードです。
assistanceとは助力、援助を意味します。ですから、ゲストアシスタンスカードとは、病気、怪我などにより体の機能が低下し、何らかの手伝いを必要とする人の、パークでの負担を軽減するためのお助け道具、「特別にこういうサービスを受けられますよ」という証明書のようなものということになりますね。
機能低下は、恒常的な場合だけでなく、一時的な場合を含みます。
カードに記載される事項は、利用者の名前とグループ人数、その人に合わせた手伝いの内容です。
手伝いの内容というのは、例えば、ベビーカーのまま案内、希望の席に案内、スピーカーの近くに案内、待ち時間経過後に案内(私のはこれでした)といったものです。
このカードを発行してもらえる人は、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳を持っている人、それから、病気や怪我などにより体の機能が低下している人で、高齢者、妊婦を含みます。ですから、5年前、私は妊娠していたので発行してもらえたのです。
これを提示することによって、いちいち説明をしなくとも、サポートを必要としているということがすぐに分かるため、キャストとの意思伝達が上手くいくわけですね。スムーズにディズニーを楽しむことができるというわけです。
視覚・聴覚の障害がある人に関しては、ショーなどの際、スピーカーの近くや最前列に座ることができたり、アトラクションの待ち時間が経過した後にエントランスに入ったりすることができます。
さて、超人気アトラクションのトイマニでもこのカードを使うことができます。すごくいいです!
トイマニのファストパスは、ものすごい人数が開園とほぼ同時にゲットしに行くため(みなさんダッシュします)、1時間ほどでなくなることが多いです。
最初の方に並んでいれば10時くらいに利用できますが、後ろの方だと、ファストパスを手に入れても、利用時間は夜の9時なんてこともあります。私も何度も経験したことがあります。やっぱり、トイマニはシーで1番人気なのですね。
また、ファストパスを手に入れるために行列ができていて、1時間ほど待つときもあります。そのくらい大変なのですね。
しかし、そんなトイマニでも、ゲストアシスタンスカードを使えば、待ち時間経過後に列に戻る形になるので、とっても助かりますね。使い方に関しては、後に詳しく説明します。
繰り返しますが、トイマニは、本当に開園してすぐにファストパスがなくなってしまいます。
なので、絶対に乗りたいのであれば、開演前のできるだけ早い時間にディズニーシーの入場口に並ぶこと、そして、パークインしたらその瞬間にファストパスを速やかに取りに行くこと、この2つを必ず実行することをお勧めします。
開園してすぐにファストパスがなくなったときは、私の経験上、待ち時間が240分以上になることが多いです。とてもじゃないですが、そんなに長い時間並んで待っていられませんよね(泣)。
なので、以上の事を徹底してトイマニに乗って、後の時間を優雅に楽しみましょう。
それでは、話を元に戻して、ゲストアシスタンスカードの発行方法と利用方法についてお話していきたいと思います。
発行方法には、来園の1カ月前からの事前予約もありますが、ディズニーに行った当日でも大丈夫です。
当日に発行してもらうためには、各アトラクション、メインストリート・ハウス、ゲストリレージョン、ベビーカー&車イス・レンタルに行き、キャストに事情を話して手続きを行います。キャストの簡単なヒアリングによって、このカードの悪用が未然に防げるかもしれません。
母子手帳や身体障害者手帳等を提示しなければいけない場合があるので(これを励行すればかなり悪用は防げますね)、お持ちすることをお勧めします。
ちなみに、5年前に私が妊娠中に発行してもらった時は母子手帳の提示を求められませんでした。そのときはお腹がかなり多くなっていて、妊娠していることが明らかだったからでしょうね。
考えてみたら、お腹に赤ちゃんがいる人は、何かあった時のために母子手帳を携行しているのが通常ですよね。これは、身体障害者手帳についても同じだと思います。ですから、本当に妊娠している人や身体障害者だったら、手帳の提示を求められても何ら問題はないはずです。
後で触れるように、ゲストアシスタンスカードを悪用する場合は別ですけど。
手続きを行う際には、本人と同伴している人全員のパークチケットの提示が必要となります。
手続きを完了すると、パークチケットには、ゲストアシスタンスカード利用のスタンプが押され、カードには、グループの人数の記入とスタンプが押されます。
一方、予約したい場合には、事前に東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターに電話します。
そして、行った当日に、メインストリートかゲストリレーションでカードを受け取ります。
東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターの電話番号はこちらです。
→0570-00-8632
電話番号は、公式ホームページにも掲載されているのでこちらからどうぞ。→http://www.tokyodisneyresort.jp/bfree/supporttool.html
当日に車いすやベビーカーのレンタルなどの手続きをしなければならない場合に、ゲストアシスタンスカードの予約を済ませてあれば少し手間が省けますね。
次に利用方法です。
アトラクションのエントランスにおいて、列に長時間にわたり一般のゲストと一緒に並ぶことが難しい場合には、列に並ぶことなく、別の場所で待つことができます。
ゲストアシスタンスカードが使えるのは、各アトラクション、キャラクターグリーティング施設、東京ディズニーランド「ミッキーの家とミート・ミッキー」、東京ディズニーシー「ヴィレッジ・グリーティングプレイス」、「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」、「“サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック」、「アリエルのグリーティンググロット」です。
まずは、キャストにゲストアシスタントカードを提示します。カードにはアトラクション名、キャスト名、利用時間の記入欄があるのですが、そこにキャストがすべて記入してくれます。
そして、キャストから、「利用時間になったらアトラクションの受付に来てください」などと指示を受けるので、その時間になってから行けば案内してくれます。
ただし、待ち時間が無くなるわけではないので、その間に他のアトラクションに乗ることはできません。
その間にちょっとしたフードを買って食べて待つのも良いかもしれないですね。
利用人数には制限があります。これも、悪用防止に役立つのでしょうか。
アトラクションを利用できる人数は、ゲストアシスタンスカード1枚で4名(本人+同伴者3名)、グリーティング施設を利用できる人数は、10名(本人+同伴者9名)までです。
同じグループの人数がこの制限を超える場合には、同伴の人が列に並び、乗り場での合流をお願いされることもあります。
さて、ゲストアシスタンスカードは、体に何らかの理由があって、それでもディズニーを楽しみたい人をサポートするとても素晴らしいシステムなのですが、悪用が多いという噂もあるのですが、本当でしょうか?
過去には、悪用が問題になったこともあったようです。
ゲストアシスタンスカードを持っていると、多くの人数が行列をなす人気アトラクションでも並ぶことなく乗れるので、ディズニーオタクの間で話題となり、「東京ディズニーリゾートの裏ワザ」と称してネットオークションで販売されたこともあったとのこと。
今はシステムが変わってネット販売の対象とすることはできなくなったので、こういう悪用はできなくなりましたが、そんなことがあったなんて驚きですね。そこまでしてという感じです。
現在はどうかというと、本当は対象とはならない普通の健常者が対象者と偽ってゲストアシスタンスカードの発行を受ける場合があるようです。
外観から見てわからない場合も確かにありますもんね。例えば、妊娠5ヶ月もすればお腹が大きくなって妊娠していることは明らかですが、妊娠初期の頃は全く外観から見てわかりません。
そのときに、ゲストアシスタンスカードの発行を求められたキャストはどんな対応をするのでしょうか?母子手帳の提示を求めれば簡単に解決できるかもしれませんが、「忘れてしまった」と言われたら、問題が妊娠というデリケートなことに関わるだけに結構難しいですよね。
それを回避するために発行してしまうということもあるかもしれません。あまり厳密に問い詰めるということはディズニーにはそぐわないような気がします。
それをいいことにゲストアシスタンスカードを手に入れてしまう人がいるとしたら、本当に悲しい話です。そんな人がいたらカードの意味がなくなってしまいますし、悪用が増えて問題が大きくなったら、廃止まで検討されるかもしれません。
本来、ゲストアシスタンスカードは、身体機能が低下してしまった人や、お腹に赤ちゃんがいる妊婦さんなどが体に負担をかけずにディズニーを安心して楽しめる手助けとなるものです。ディズニーリゾートで安心して快適に過ごしてもらいたいという一心で作られたサポートサービスです。
「すべてのゲストが、安心快適に気を配ったキャストが、礼儀よく対応できる環境を通して、ショーを効率よく体感できるように」というディズニーの基本理念を体現したのがこのカードなのですね。
ですから、どなたも、この趣旨をよく理解して、決して悪用などしないようにしていただきたいものです。
私は、5年前にこのカードのおかげで、辛い思いをすることなくディズニーを満喫することができました。
もし、あなたが当時の私と同じようにお腹の中に赤ちゃんがいて、「たまには大好きなディズニーに行って、妊娠のストレスから解放されて楽しい時間を過ごしたいなあ〜」なんて思っていたら、どうぞ遠慮しないでゲストアシスタンスカードを利用してくださいね。
キャストが本当に親切にサポートしてくれ、すごく嬉しい気分になれます。
もちろん、妊婦さんが乗れないアトラクションはあります。
ディズニーランドでは、ビッグサンダー・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、ガジェットのゴーコースター、スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンテニュー、スペースマウンテン、グランドサーキット・レースウェイです。
ディズニーシーでは、タワー・オブ・テラー、インディ・ジョーンズ、レイジングスピリッツ、センター・オブ・ジ・アース、フランダーのフライングフィッシュコースターです。
これらのアトラクションは、赤ちゃんが生まれてから存分に楽しんでください。妊娠中は、それ以外のアトラクションでもお腹の中の赤ちゃんと一緒に十分に楽しめるはずです。胎教にもいいかもしれませんね。生まれる前からディズニー好き、間違いなし。私の娘のように(笑)。
最後までお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。
というわけで、今日は「ゲストアシスタンスカードとは?悪用が多いって本当?」というお題でお届けしました。
今日のテーマは、「ゲストアシスタンスカードとは?悪用が多いって本当?」です。
いつもこのブログを読んでいただきまして、ありがとうございます!
あれは、ちょうど5年前、もうすぐ娘が生まれる9月上旬のことでした。
赤ちゃんが生まれたらしばらくの間はどこにも行けないだろうと、その年の6月にUSJに、そして9月にディズニーランドホテルに2泊3日して、東西の2大テーマパークを心置きなく楽しもうと思ったのですね。
ディズニーランドホテルに泊まった時はお腹がかなり大きくなっていて、夫は「生まれたらどうするの?」と心配していました。
1日目はランドで遊んでホテルで食事をし、お風呂に入りパジャマに着替えようとしたのですね。そうしたら、お腹がきつくてとても着られない。無理に着たら自分だけでなく、赤ちゃんにも悪い。夫がゴムを必死に伸ばそうとしましたが、うまくいかない。
それで、ホスピタリティーの高いディズニーだったら、ホテルでもお腹に赤ちゃんがいる女性のことを考えて妊婦用のパジャマの用意があるのではないかと思い、フロントに聞いてみたところ、それはないとの返事。
私のように、安定期に入ってかなりお腹が大きくなってからディズニーに来るゲストも結構いるはずですし(現にいました)、ホテル側だって当然その認識があってしかるべきだと、ホテルの責任者に夫が掛け合ってくれたのですが、あまり誠意のある応対はなく、ピンときていない感じで、非常に残念な思いをしました。
結局、パジャマは着ないで寝ることに。9月上旬だったからまだよかったものの、寒い冬だったらお腹や足が冷えてしまいますよね。お腹の赤ちゃんにもダメージを与えてしまうかもしれません。
もしもディズニーのホテルが妊婦用のゆったりしたパジャマを用意してくれていたら、「さすがディズニー!」と大いに感動したかもしれません。それがなかったことに失望しました。
でも、他の点では「さすがディズニー!」と感心したことがあるのですね。それは、"ゲストアシスタンスカード"です。利用したことのない人は、「えっ、何それ?」って思われるかもしれません。当時の私のように妊娠している人にとっては大変にありがたいものです。また、その悪用が多いっていう噂もありますが、本当でしょうか。
そこで今回は、「ゲストアシスタンスカードとは?悪用が多いって本当?」と題してお届けしたいと思います。どうぞ最後までお付き合いくださいね。
《追記》
上記パジャマの件について、多数の方からお叱りの言葉を頂戴しました。確かに、いくらホスピタリティーの高いディズニーだからといって、そこまで要求するのは行き過ぎであり、本来、自分で用意していくか、事前に電話して確かめるべきでした。私たちの間違いでした。不快な思いをさせてしまって、大変申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。
これ以外にも何か間違いを犯していることがあるかもしれませんので、お気づきの点がありましたら教えていただけると幸いです。
これからも、少しずつですが、みなさまのお役に立てるようなブログを書いていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ゲストアシスタンスカードとは?
5年前の私のように赤ちゃんがお腹の中にいたり、体に障害を持っていたりする人だって、ディズニーランドやディズニーシーを楽しみたいですよね?もちろん、無理のない範囲、他のゲストの方に迷惑をかけない範囲ですが、許されていいのではないでしょうか。
でも、人気のアトラクションには大変な人数が行列をなしています。待ち時間は2、3時間なんていうのはザラ。特に、トイストーリー・マニア(以下略してトイマニと言いますね)の待ち時間はその倍くらいで、ファストパスも開園1時間以内になくなってしまいます。
トイマニのような超人気アトラクションの待ち時間が6時間なんて、普通の人だってすごく大変ですよね?お腹に赤ちゃんがいる、体に障害がある人だったら、なおさら大変で、その間行列に並んで待ち続けるなんておよそ不可能です。諦めるしかなくなる。
そこで、救ってくれるのがゲストアシスタンスカードです。
assistanceとは助力、援助を意味します。ですから、ゲストアシスタンスカードとは、病気、怪我などにより体の機能が低下し、何らかの手伝いを必要とする人の、パークでの負担を軽減するためのお助け道具、「特別にこういうサービスを受けられますよ」という証明書のようなものということになりますね。
機能低下は、恒常的な場合だけでなく、一時的な場合を含みます。
カードに記載される事項は、利用者の名前とグループ人数、その人に合わせた手伝いの内容です。
手伝いの内容というのは、例えば、ベビーカーのまま案内、希望の席に案内、スピーカーの近くに案内、待ち時間経過後に案内(私のはこれでした)といったものです。
このカードを発行してもらえる人は、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳を持っている人、それから、病気や怪我などにより体の機能が低下している人で、高齢者、妊婦を含みます。ですから、5年前、私は妊娠していたので発行してもらえたのです。
これを提示することによって、いちいち説明をしなくとも、サポートを必要としているということがすぐに分かるため、キャストとの意思伝達が上手くいくわけですね。スムーズにディズニーを楽しむことができるというわけです。
視覚・聴覚の障害がある人に関しては、ショーなどの際、スピーカーの近くや最前列に座ることができたり、アトラクションの待ち時間が経過した後にエントランスに入ったりすることができます。
さて、超人気アトラクションのトイマニでもこのカードを使うことができます。すごくいいです!
トイマニのファストパスは、ものすごい人数が開園とほぼ同時にゲットしに行くため(みなさんダッシュします)、1時間ほどでなくなることが多いです。
最初の方に並んでいれば10時くらいに利用できますが、後ろの方だと、ファストパスを手に入れても、利用時間は夜の9時なんてこともあります。私も何度も経験したことがあります。やっぱり、トイマニはシーで1番人気なのですね。
また、ファストパスを手に入れるために行列ができていて、1時間ほど待つときもあります。そのくらい大変なのですね。
しかし、そんなトイマニでも、ゲストアシスタンスカードを使えば、待ち時間経過後に列に戻る形になるので、とっても助かりますね。使い方に関しては、後に詳しく説明します。
繰り返しますが、トイマニは、本当に開園してすぐにファストパスがなくなってしまいます。
なので、絶対に乗りたいのであれば、開演前のできるだけ早い時間にディズニーシーの入場口に並ぶこと、そして、パークインしたらその瞬間にファストパスを速やかに取りに行くこと、この2つを必ず実行することをお勧めします。
開園してすぐにファストパスがなくなったときは、私の経験上、待ち時間が240分以上になることが多いです。とてもじゃないですが、そんなに長い時間並んで待っていられませんよね(泣)。
なので、以上の事を徹底してトイマニに乗って、後の時間を優雅に楽しみましょう。
それでは、話を元に戻して、ゲストアシスタンスカードの発行方法と利用方法についてお話していきたいと思います。
発行方法には、来園の1カ月前からの事前予約もありますが、ディズニーに行った当日でも大丈夫です。
当日に発行してもらうためには、各アトラクション、メインストリート・ハウス、ゲストリレージョン、ベビーカー&車イス・レンタルに行き、キャストに事情を話して手続きを行います。キャストの簡単なヒアリングによって、このカードの悪用が未然に防げるかもしれません。
母子手帳や身体障害者手帳等を提示しなければいけない場合があるので(これを励行すればかなり悪用は防げますね)、お持ちすることをお勧めします。
ちなみに、5年前に私が妊娠中に発行してもらった時は母子手帳の提示を求められませんでした。そのときはお腹がかなり多くなっていて、妊娠していることが明らかだったからでしょうね。
考えてみたら、お腹に赤ちゃんがいる人は、何かあった時のために母子手帳を携行しているのが通常ですよね。これは、身体障害者手帳についても同じだと思います。ですから、本当に妊娠している人や身体障害者だったら、手帳の提示を求められても何ら問題はないはずです。
後で触れるように、ゲストアシスタンスカードを悪用する場合は別ですけど。
手続きを行う際には、本人と同伴している人全員のパークチケットの提示が必要となります。
手続きを完了すると、パークチケットには、ゲストアシスタンスカード利用のスタンプが押され、カードには、グループの人数の記入とスタンプが押されます。
一方、予約したい場合には、事前に東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターに電話します。
そして、行った当日に、メインストリートかゲストリレーションでカードを受け取ります。
東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンターの電話番号はこちらです。
→0570-00-8632
電話番号は、公式ホームページにも掲載されているのでこちらからどうぞ。→http://www.tokyodisneyresort.jp/bfree/supporttool.html
当日に車いすやベビーカーのレンタルなどの手続きをしなければならない場合に、ゲストアシスタンスカードの予約を済ませてあれば少し手間が省けますね。
次に利用方法です。
アトラクションのエントランスにおいて、列に長時間にわたり一般のゲストと一緒に並ぶことが難しい場合には、列に並ぶことなく、別の場所で待つことができます。
ゲストアシスタンスカードが使えるのは、各アトラクション、キャラクターグリーティング施設、東京ディズニーランド「ミッキーの家とミート・ミッキー」、東京ディズニーシー「ヴィレッジ・グリーティングプレイス」、「ミッキー&フレンズ・グリーティングトレイル」、「“サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック」、「アリエルのグリーティンググロット」です。
まずは、キャストにゲストアシスタントカードを提示します。カードにはアトラクション名、キャスト名、利用時間の記入欄があるのですが、そこにキャストがすべて記入してくれます。
そして、キャストから、「利用時間になったらアトラクションの受付に来てください」などと指示を受けるので、その時間になってから行けば案内してくれます。
ただし、待ち時間が無くなるわけではないので、その間に他のアトラクションに乗ることはできません。
その間にちょっとしたフードを買って食べて待つのも良いかもしれないですね。
利用人数には制限があります。これも、悪用防止に役立つのでしょうか。
アトラクションを利用できる人数は、ゲストアシスタンスカード1枚で4名(本人+同伴者3名)、グリーティング施設を利用できる人数は、10名(本人+同伴者9名)までです。
同じグループの人数がこの制限を超える場合には、同伴の人が列に並び、乗り場での合流をお願いされることもあります。
悪用が多いって本当?
さて、ゲストアシスタンスカードは、体に何らかの理由があって、それでもディズニーを楽しみたい人をサポートするとても素晴らしいシステムなのですが、悪用が多いという噂もあるのですが、本当でしょうか?
過去には、悪用が問題になったこともあったようです。
ゲストアシスタンスカードを持っていると、多くの人数が行列をなす人気アトラクションでも並ぶことなく乗れるので、ディズニーオタクの間で話題となり、「東京ディズニーリゾートの裏ワザ」と称してネットオークションで販売されたこともあったとのこと。
今はシステムが変わってネット販売の対象とすることはできなくなったので、こういう悪用はできなくなりましたが、そんなことがあったなんて驚きですね。そこまでしてという感じです。
現在はどうかというと、本当は対象とはならない普通の健常者が対象者と偽ってゲストアシスタンスカードの発行を受ける場合があるようです。
外観から見てわからない場合も確かにありますもんね。例えば、妊娠5ヶ月もすればお腹が大きくなって妊娠していることは明らかですが、妊娠初期の頃は全く外観から見てわかりません。
そのときに、ゲストアシスタンスカードの発行を求められたキャストはどんな対応をするのでしょうか?母子手帳の提示を求めれば簡単に解決できるかもしれませんが、「忘れてしまった」と言われたら、問題が妊娠というデリケートなことに関わるだけに結構難しいですよね。
それを回避するために発行してしまうということもあるかもしれません。あまり厳密に問い詰めるということはディズニーにはそぐわないような気がします。
それをいいことにゲストアシスタンスカードを手に入れてしまう人がいるとしたら、本当に悲しい話です。そんな人がいたらカードの意味がなくなってしまいますし、悪用が増えて問題が大きくなったら、廃止まで検討されるかもしれません。
本来、ゲストアシスタンスカードは、身体機能が低下してしまった人や、お腹に赤ちゃんがいる妊婦さんなどが体に負担をかけずにディズニーを安心して楽しめる手助けとなるものです。ディズニーリゾートで安心して快適に過ごしてもらいたいという一心で作られたサポートサービスです。
「すべてのゲストが、安心快適に気を配ったキャストが、礼儀よく対応できる環境を通して、ショーを効率よく体感できるように」というディズニーの基本理念を体現したのがこのカードなのですね。
ですから、どなたも、この趣旨をよく理解して、決して悪用などしないようにしていただきたいものです。
私は、5年前にこのカードのおかげで、辛い思いをすることなくディズニーを満喫することができました。
もし、あなたが当時の私と同じようにお腹の中に赤ちゃんがいて、「たまには大好きなディズニーに行って、妊娠のストレスから解放されて楽しい時間を過ごしたいなあ〜」なんて思っていたら、どうぞ遠慮しないでゲストアシスタンスカードを利用してくださいね。
キャストが本当に親切にサポートしてくれ、すごく嬉しい気分になれます。
もちろん、妊婦さんが乗れないアトラクションはあります。
ディズニーランドでは、ビッグサンダー・マウンテン、スプラッシュ・マウンテン、ガジェットのゴーコースター、スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンテニュー、スペースマウンテン、グランドサーキット・レースウェイです。
ディズニーシーでは、タワー・オブ・テラー、インディ・ジョーンズ、レイジングスピリッツ、センター・オブ・ジ・アース、フランダーのフライングフィッシュコースターです。
これらのアトラクションは、赤ちゃんが生まれてから存分に楽しんでください。妊娠中は、それ以外のアトラクションでもお腹の中の赤ちゃんと一緒に十分に楽しめるはずです。胎教にもいいかもしれませんね。生まれる前からディズニー好き、間違いなし。私の娘のように(笑)。
最後までお付き合いいただきまして、どうもありがとうございました。
というわけで、今日は「ゲストアシスタンスカードとは?悪用が多いって本当?」というお題でお届けしました。
2016-09-27 16:38